■マイクロパイルとは |
マイクロパイルは、杭径300mm以下の場所打ち杭・埋込み杭の総称です。地山を削孔して鉄筋、鋼管等の鋼製補強材を挿入し、グラウトを注入して地盤に定着させる小口径の杭工法です。
マイクロパイルは1950年代に、煉瓦、石造りの寺院、教会等の歴史的建造物の補修やその基礎の補強から生まれた技術であり、欧米を中心として発展し、世界各地でマイクロパイル、ルートパイル、ピンパイル、ミニパイルなどの名称で呼ばれています。
機動性の良いコンパクトな施工機械設備で、狭隘な場所でも施工でき、構造物の基礎をはじめ、既設構造物の補強、切土のり面補強などの広範囲な対象に適用されています。 |
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タイプ |
(1) |
(2) |
(3) |
(4) |
補強材料 |
異形鉄筋 |
鉄筋・鋼管 |
鋼管 |
鋼管 |
定着方式 |
前面定着 |
部分定着 |
全面定着 |
全面定着 |
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